うみつかはいじの漫画日記

日記とか、実録漫画って感じ。

【電子工作】魔法少女の杖と魔法陣作たった【超初心者】

どうも、みなさんこんにちは。うみつかはいじ と申します。

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大学の授業の一環で電子工作を習うことになりました。

電子工作の基礎を学んで、最終発表で自分の好きな物を作って発表することになったのです。

何を作ろうかな〜と色々調べていたらとあるとある動画を見つけました。

www.nicovideo.jp

バーサライターで魔法陣を掌に作り出している動画。

この動画で、私の中二心が叩き起こされました。

子供の頃、セリフを暗記できるくらいに何回も見た『カードキャプターさくら』のアニメ。

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それ以来魔法少女に憧れて、古物商で売られている鍵を見つけては不思議な力が宿っているのでは?と期待したり。朝起きたら、可愛い封印の獣が机の引き出しで寝ているのでは?と願ってみたり。

でも、どんなに祈っても、念じても、望んでも未だに私に魔法が使える気配はなし。

気づけば私はもう大学生。魔法少女になるにはちょいと厳しい年齢。

年齢的には厳しくなったけど、代わりに私にはある程度の財力と技術力を手に入れた。

魔法は使えないかもしれないけど、魔法少女的なエフェクトだけなら手に入れられるはず!!!

世の中にないなら自分で作ればいいのよ!!!

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こういうエフェクト

私はそう強く決意して、今回の課題で魔法効果(物理。電子。)を作ることに決めた。

私の魔法の概念がさくらちゃんベースなので、手に魔法陣を作るんじゃなくて魔法の杖を作って、そこに何かギミックを仕掛けることにした。

とりあえず、作りたい魔法少女像を書き出して、その設計図通りに作っていくゥッ!(某きまぐれクック風)

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中華魔法少女コンセプトで、ちゃんとセリフも考えた。

とりあえず、ブンブン回る光る杖と魔法陣を工作していく。
 

まずは、材料を揃えていく。(材料とか色々書いていくけど、工作能力がカスなので、真似するのは全くオススメしない。)

杖の材料

・塩ビ棒(黒いやつ)

・スプレー(金のやつ)

・モーター

・電池(単三とか9v電池とか)

・おゆまるくん

・ボタンスイッチ

・ラッピングワイヤー

・LED

・食器洗いのスポンジ入れ

・Aruduino

・プーリー

魔法陣の材料

・でっかいダンボール(大学のゴミ捨て場にあったやつ)

有機ELネオンワイヤー(ヤンキーの車に使うようなやつ)

・銅線、銅板

・電池

・12v用の電池ボックスと電池

 

秋葉原とかホームセンターとかを巡って材料を買った!

魔法の杖、大きいやつのほうが魔法使いっぽくていいなと思って2mくらいする塩ビパイプ買ったら、電車に乗るときめちゃくちゃ恥ずかしかったし、運ぶのが不便だったから、ほどほどの長さでいいと思います。

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さて、制作することになるが、まず参考にしたサイトがこれ。

このサイトに書いてあることを実践するだけ。めちゃくちゃ親切に説明してあるサイトなので、興味があったら見てみて〜

maker.pro

先生がAruduinoを貸してくれたので、Aruduinoでできて、自分の理想とする杖に応用できそうなサイトだったので、このサイトに乗っているコードをまずは解読する。

英語の文字じゃなくて星型☆をバーサライターで表示させようと思ったんだけど、ここにめちゃくちゃ躓いた。(私の電子工作レベル、スライムギリギリ倒せるかどうかくらいなので……)

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とりあえず1で電気がついて、0で電気が消える原理は理解できた。

でもそのあとのコードで

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って出てきたから、意味がわからなすぎて泣きそうになった。

なんで!!??さっきまで0と1だけで構成してたじゃん!なんでその他の数字が出てきてんの!?理解不能なのですが!?!?!?

ってなってベソかきそうになったけど、冷静に考えてみれば二進法を十進法に変えただけだった。バカス。

まじでこの部分が理解できなくて1日ふてくされてたけど、理屈さえわかればあとはコードを書き換えるだけ。

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上のページのコードをコピペして、その一部をチョチョイと書き換える。

マジで脳筋みたいなコードが出来上がってしまったが、まあ、動けばいいのだ、動けば。

あとは、こんな感じで杖は組み立てた。

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組み立て図解

金属っぽい仕上がりの杖にしたかったので、塩ビ管は黒に金属ラッカーがオススメ。(プラモの塗装動画でこうすると金属っぽくなるって学んだ)

実際にこの管を学校の丸ノコで切ろうとしたら「金属用のノコ刃じゃないからヤメて!」と工作室の先生に止められてしまったほどリアルにできたので大変満足である。

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バーサライターの基礎部分、直角で軽い素材ならなんでもいい。

私は百均のスポンジを使った。

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あと、魔法陣の組み立てはめちゃくちゃ簡単だった。

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そんで、課題発表の日にそれっぽい衣装を着て、メイクも施して講評に臨んだ。

これがその時の様子である。

 緊張して呪文カミカミだったが、やりたいことはできたので余は満足である。

映像で見てもらうとわかるのだが、モーターで上の装置がブンブン回るし、塩ビ管もぐねぐね曲がるので、先生が「いつ飛んでくるのかヒヤヒヤしました」て言ってた。

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先生が言っていることはわかるけど、やりたいことはやったし。これ以上作れる気力がなくなったので、私はこれで終わります!

私が満足したからいいの!!!!!!

異論は認めん!!!!!!!

さらば!!!!!!!!!!!!!!!